花子のお仕事体験談

始めたきっかけは一つの体験談を書き記すためでしたが、そのあとは何か面白い話も書きつづれたらいいなと思っています。ブログアイコンは大好きなもじゃクッキーさんのイラストです。

理不尽な世の中で足掻く・2【警察編】

このブログは、通販の不払い者と闘う中小企業者の体験談です。連載形式になっておりますので、気になった方は

怪しい注文 - 花子のお仕事体験談

からご覧ください。

2019年10月。

先の注文が入金にならないうち次は送れない、そう思ったのでK県女性名の方からの三度目、四度目の追加注文は発送保留にしておきました。普通なら「注文したのにまだ届かないのですが?」と連絡が来るはずです。何も言ってこないところを見るとやっぱり、後払い扱いで送られて来たらラッキー、そんなつもりに違いありません。

とうとう二度目に送った後払い注文の支払い期限が過ぎ、電話にも出ない、メールしても音沙汰無しです。

私は悶々としながらネットで『不払い』『未払い』について調べてみますが、督促状を内容証明郵便で送る、少額訴訟を起こす・・・知っている事しか出てきません。内容証明郵便は、以前にも不払いがあった時出してはみたものの受取拒否で返送された経験があり、やる気にはなれませんでした。

他にはネット通販における不払い者・未払い者を登録するウェブサイトが見つかり、最悪の場合は利用してみたいなと思いました。

NPO法人 通販未払い防止ネットワーク

Blist 異業種横断ブラックリスト共有サイト

 

今回の件は、通販代金を払わないばかりか取り寄せた商品をフリマで売りさばき利益を得ている点で犯罪なのではないか。ネットで調べても結局よく分からなかったのですが、私はこの時はまだ逮捕されるに値すると本気で思っていました。

考えた末、警察の相談窓口に電話してみました。

 

あーそれは必ずしも詐欺とは言えないんですね、本人の名前や住所が分かっていますよね、もしそれらがウソなら詐欺罪に当たる可能性は出てくるのですが。

んー刑法の犯罪というより民法の契約のモンダイに当たりますので、内容証明郵便の督促状を出して少額訴訟を検討してください。

よろしければ法律のご相談窓口をお知らせしましょうか〜?

 

ハキハキした女性相談員(警察官?)さんが淡々と話してくれた内容には、私が期待していた言葉は何一つ含まれていませんでした。

どう見ても悪い事をしている人なのに犯罪者ではないというのか。

「名前や住所は分かっているけど、家族へのプレゼントだと言って取り寄せたものを転売している事実はどうなの?ウソついてるけど詐欺じゃないの?なんて理不尽な世の中なのーーー!?」(心の叫び)

 

警察の相談窓口が教えてくれた法律の相談窓口は下記。

法テラス

法テラスさんに電話してみると、こちらは個人相談窓口であり今回の件は法人扱いという事で、さらに紹介された相談先は下記。

ひまわりほっとダイヤル 日弁連の中小企業向け弁護士予約サービス

ひまわりほっとダイヤルに電話をかけてみると、弁護士さんを紹介してくれて最初だけ無料相談できるという事でした。

つづく。